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事業内容Business Lineup

最先端商品群を支える ものづくりのイノベーション

ソニー商品群の進化をかたちに

4K BRAVIA、PlayStation®5、Xperia™、ハイレゾウォークマン®、デジタル一眼カメラα、業務用シアターシステムから、新規事業、医療関連機器にいたるまで、進化し続けるソニーの商品群。これらの商品に高度な技術を結集し、豊かな画質や音質、手にぴったりフィットする質感等、求められる性能を確実に実現し、安全に安心して使っていただけるよう、ソニーがお客さまにお届けする商品として誇れる品質と効率でかたちにします。それぞれの商品における基幹デバイスの開発・製造、ハードウェア/ソフトウェア設計から試作/組立/検査まで、各プロセスを最適な方法で進化させるとともに、それぞれのプロセスを相互に活かすことで、ソニー商品群全体の力を高めています。

日々取り組む社員と仲間たち

多くの技術のプロが多くの商品化に携わる力
例えば、映像表示機器の場合、SGMOには信号処理、パネル、電源などに関わる多くの匠がいます。画質設計は一人でできるものではなく、これら多くのプロフェッショナルによる努力の集大成が「画質」という結果で表れます。何か一つでも欠けたり、バランスが崩れれば、感動を生み出す画をつくりだすことは不可能でしょう。さらに、幅広いカテゴリーに携わるSGMOだからこそ、各商品の特徴や得意分野など、さまざまな知見・ノウハウを日頃から情報交換し、いち早く新しい技術を商品に搭載することが、私たちの腕の見せどころです。(映像商品設計チーム)
今までにない商品を世の中に送り出す喜び
ソニー新規事業の設計~量産まで、幅広く関わっています。新規事業は、少人数、かつ短期間での立ち上げが求められ、エンジニアにとって大変ですが、今までにない商品を世の中に送り出す喜びを体感しています。一つでも将来のソニーのビジネスの柱となることを願って日々尽力しています。(新規商品設計エンジニア)
ソニー全体に貢献できる鉱脈づくり
ソニーの各事業会社とさまざまなかたちで強く関わり合い、取り組む中で、大切なのは、全体として大きく貢献できる鉱脈を見つけること。それは、何か一つのことだけをやり続けるのではなく、絶え間なく「次は何をやるべきか」を模索し、挑戦していくことで、少しずつ明確に形づくられていくものだと考えています。(設計マネジメント)

ものづくり基幹技術の積み重ねと強化

「昨日までつくれなかったものが簡単につくれるようになった」ということがSGMOにはあります。
ソニーは創業以来、さまざまなものづくりの基幹技術の開発を積み重ねてきました。ものづくり技術の根幹は、素材、機構、形状、加工、接合、評価、解析などの要素技術と、それを最適に実現するプロセス技術にあり、これらは時代が移り変わっても「ひとが手にする商品」をかたちにするために必要不可欠であることに変わりません。
技術の進化は、現場を中心としたアイデア、計画、実践、課題改善のスパイラルを回し続けることによって生まれる新たな可能性を追求することで実現されるもの。商品と一体となって、品質と効率を支えるものづくり基幹技術の積み重ねを、これからも強化し続けます。

日々取り組む社員と仲間たち

見えなかったものが見えるようになる
従来の生産ラインでは測定できず、分からなかったわずかな性能の違いを、測定精度を高めることで見えるようにしました。測定原理自体は既に世の中に存在していたものの、いかにコストを抑えて製造設備に落とし込むか、原理をとことん勉強し、必要な機能を絞り込み、実験を繰り返す中、汎用品の組み合わせだけでは精度が不足するため、調整/検証方法を独自に開発することで補いました。これにより、見えなかったものが見えるように、つくれなかったものがつくれるようになったのです。(光学生産技エンジニア)
これから、に活きる、貴重な技術アセット
商品品質と生産品質の向上にはブレークスルーが必要と考え、新しい素材を模索する中で見つけたのが、それまで使用していたものとはまったく異なる無機材料でした。これは過去CRTプロジェクター時代に使用されていたもので、当時関わっていたメンバーとの議論がヒントになったものです。この技術に、新たな技術的取り組みを織り交ぜることを3年間コツコツ積み重ね、実用化、商品導入に漕ぎつけることができました。SGMOにはあらゆるところに、これからに活きるアセットが蓄積されています。(映像デバイス技術エンジニア)
原理原則から導き出し、身につけていく技術力
ミクロン単位の精度が求められる加工技術において、高精度で安定した品質を保証することは至難の業ですが、「勘」の世界を百発百中にすることで「技術力」に変え、長年の経験に基づく確かな技術こそが「差異化の技術」だと考えます。例えば、切削加工機の最少目盛が10ミクロンであるのに、どうやって5ミクロンの精度を出すのか、という時でも、刃物の状態やクランプの形状をきちんと掌握し、養生、準備をすれば可能になる。それは、原理原則から導き出された理にかなったことなのです。訓練を重ね、工夫していけば、微細さ、正確さは身に付けることができるようになります。これらの一つひとつが工程全体の効率に大きく影響を与えることは、デジタルの時代も変わりません。(ものづくりマイスター)

世界最先端技術へのリーチと挑戦

ものづくりの進化は留まることを知りません。ソニーのものづくりは、「手作り生産」「海外生産」「ベルトコンベヤー大量生産」「生産革新」「ワンマンセル生産」など、大きく形態を変えてきました。これからも、お客さまの感動を追い求め、世界中のものづくりに携わる仲間とともに常に切磋琢磨し、さらなる進化への挑戦を続けていきます。

日々取り組む社員と仲間たち

ものづくりの変遷と挑戦
生産の方法は大きく二つあります。スマホのように大規模な数量をスピーディかつ効率的につくる少品種大量生産と、ニーズの多様化により昨今主流となっている、多品種をこまめにつくる多品種少量生産です。後者において、ワンマンセル方式は、その機種に関するすべての工程を一人でこなせるようにすることで、ビジネス変動への追随力を高めてきましたが、さらに進化すべくチャレンジが始まっています。人が行うところ、機械が行うところ、設備、工程をすべて融合し、新しいものづくりを確立します。(製造マネジメント)
最先端の技術を自分達のものに
SGMOと世界中のものづくりの仲間たち、さらにはソニー中のセット/デバイス/半導体事業会社、R&D、コンピュータサイエンスラボなどと広く連携し、新しい生産技術の開発を進めています。その範囲はIoT、Cloud、ロボティクスやAI、センシング、ビッグデータ、自動化、材料応用など、多岐に渡り、スピード、効率、生産性、コスト競争力の向上を狙います。(生産技術開発エンジニア)
Global Outreach
The centre’s key location in the UK and our unique business approach have allowed us to develop valuable relationships with Pan-European customers, suppliers and partners alike. We are able to learn about new technology and manufacturing approaches, and about the latest trends in automation, robotics, IoT, Big Data and Industry 4.0 outside of Japan and on a global scale. Through continued collaboration with the rest of the Sony manufacturing world, we challenge our limits, and together we work to develop the Sony monozukuri of the future. (Managing Director, Sony UK Technology Centre)
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