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無線試験/RF試験

無線通信機器は各国の法律で定められている技術基準に適合していることが求められます。弊社は、Wi-FiやBluetoothをはじめとした、幅広い無線方式に対応した無線認証に必要な試験サービスをご提供しています。また、法規要求のある試験以外にもアンテナ指向性測定やファントムにより人体特性を加味した無線性能の評価も可能です。
試験時に技術課題が発生した場合でも、ノイズ解析・対策の専任エンジニアが解決に向けてサポートします。

ソニー独自開発の自動測定システムを導入

ソニー独自開発の自動測定システムを導入し、無線仕様に応じて測定器の設定や設備等の複雑な切り替えを自動で行う環境を実現しました。
これにより、測定の高速化、かつ測定ばらつきを抑制した測定が可能です。
また、お客さまご自身が測定を行う際も操作しやすい設備になっています。

無線認証試験

弊社では、Wi-FiやBluetoothをはじめとした、幅広い無線方式に対応し、日本をはじめ、欧州、北米地域の技術基準に即した試験サービスを提供しています。
また、中国、韓国等、現地試験所での試験が要求される国に対しては、現地試験前の実力確認試験も対応します。

無線規格一覧

無線方式 日本 北米 欧州
Bluetooth
WLAN/Bluetooth 2.4GHz
証明規則第2条第1項 第19号 47 CFR Part15 Subpart C
RSS-GEN
RSS-247
EN 300 328
EN 301 489-1
EN 301 489-17
Wifi
WLAN 5GHz
(DFSクライアント機器のみ)
証明規則第2条第1項 第19号の3 47 CFR Part15 Subpart E
RSS-GEN
RSS-247
EN 301 893
EN 300 440
EN 301 489-1
EN 301 489-17
EN 301 489-3
ELTRES
証明規則第2条第1項 第8号 47 CFR Part15 Subpart C
RSS-GEN
RSS-210
EN 300 220-1, -2
EN 301 489-1
EN 301 489-3
NFC
NFC
電波法第100条 47 CFR Part15 Subpart C
RSS-GEN
RSS-210
EN 300 330
EN 301 489-1
EN 301 489-3
GPS
GNSS
(GPSのみ対応可)
EN 303 413
EN 301 489-1
EN 301 489-19
GSM/UMTS/LTE
EN 301 489-1
EN 301 489-52

SAR(Specific Absorption Rate)に対応

スマートフォンなどに必要なSAR評価設備を保有し、SAR試験のご提供が可能です。スマートフォン以外のBody-SAR(人体胴体に対するSAR)に対する試験にも対応し、多数の製品での試験実績があります。
Body-SAR試験実積の一例:デジタルカメラ、音楽プレーヤー、無線ヘッドホン、無線リモコンなど

SAR規格一覧

国際 日本 北米 欧州
EMF/SAR IEC 62209-1
IEC 62209-2
IEC/IEEE
62209-1528
無線設備規則 第14条の2 47 CFR Part2
§2.1093
RSS-102
IEEE 1528
EN 62479
EN 50663
EN 62311
EN 50665
EN 50360
EN 50566
EN 62209-1
EN 62209-2
SAR測定器、SARシミュレーション、10m法電波暗室、無線測定器

無線モジュールの認証試験

無線モジュールの認証試験は、モジュールを製品に搭載した状態を考慮して、適切な無線仕様で評価を行うことが必要とされます。

弊社ではモジュール状態の認証試験以外にも、最終製品への搭載までを視野に入れた、無線仕様のコンサルティングにも対応します。

左 無線測定器,右 無線モジュール不要輻射測定

RF試験(無線性能測定)

製品の無線性能の測定をご提供します。
アンテナ指向特性、放射効率測定など、専用設備によるアンテナ基本特性の測定が可能です。
また通信状態の性能評価である、TIS/TRP*の測定ができます。
*TIS:Total Isotropic Sensitivity / TRP:Total Radiated Power

TIS/TRP測定環境、アンテナ指向性特性 シミュレーション解析

人体を模擬したファントムを保有しているため、人体の影響を加味した測定を行うことも可能です。
さらに、EMC用の大型電波暗室や無線妨害耐性(イミュニティ)評価設備などを活用したカスタム試験も可能ですので、お気軽にご相談ください。

RF電波暗室

■ 測定項目 アンテナ放射パターン 2D
無線LAN、Bluetooth 感度測定
■ 対応周波数 30MHz~20GHz
■ サイト寸法(奥行×幅×高さ) 11.0 x 6.0 x 5.5m (電波吸収体取り付け面)
■ クワイエットゾーン 直径 1.25mの球体
■ ターンテーブル 直径 1.2m 耐荷重 150㎏
■ 電波吸収体 ピラミッド型ウレタン電波吸収体
■ 測定距離 6m

ミリ波領域まで対応した電波暗室
アンテナ測定用の6面電波暗室により、高精度にアンテナ指向性測定、放射効率などの測定が可能です。
また、地上波デジタル放送~ミリ波領域までの測定に対応しています。
対応周波数:30MHz~20GHz

三次元測定システム

■ 測定項目 【Passive測定】
  • アンテナ放射パターン(2D/3D)
  • アンテナ放射効率
【Active測定(OTA)】
  • Cellular 3G/4G(Cat.M1対応)
■ 対応周波数 400~6000 MHz (Passive測定)
■ サイト寸法(奥行×幅×高さ) 4.3 × 4.3 × 4.05 m
■ 最大DUT重量 50 kg / 人体用イス使用時 100kg

マルチプローブによる高速アンテナ特性測定
複数のプローブにて同時に測定を行うことで、高速に全方向(三次元)の無線性能測定を行うことが可能です。
3G/4Gのアクティブ測定(TIS/TRP)にも対応しています。

WiFi感度の測定事例

製品が動作した状態で、WiFi感度(TIS)の測定が可能です。
無線モジュール単体ではなく、製品で電波を受信して測定するため、製品内部で発生するノイズによる感度抑圧も含めた評価を行うことが可能です。
数値による比較として、過去モデル等との比較や、どの方向からの感度が低いかなどの解析を行うことで、製品品質の改善に貢献します。

WiFi感度製品比較表

無線試験/RF試験サービスの流れ

お問い合わせ
メールにて、ご希望のサービス内容をお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先はこちら
ご希望内容のご確認
弊社エンジニアよりご連絡します。
見積書の送付
対象製品・測定内容・時間など、ご要望に合わせてお見積もりします。
申込書の送付
申込書をお送りしますので、サービス開始の1週間前までにお申込みください。
料金のお支払いにつきましては、見積書に記載してある期日までにお支払いください。
試験品のご提供
サービス開始日までに、試験品をお持込または試験所までお送りください。
試験当日
試験立会、または設備貸出しサービスご利用時は、気をつけてお越しください。
試験報告書の送付
試験報告書をお送りします。ご利用ありがとうございました。

無線試験/RF試験の費用について

無線試験/RF試験にかかる費用に関しては、試験内容によって変動するため、一度お問い合わせください

よくある質問

RF試験とは何ですか?
RF試験では、無線通信機器は各国の法律で定められている技術基準に適合しているかをテストします。
RFとは何の略ですか?
RFとは「Radio Frequency」の略で、日本語では「ラジオ周波数」を指します。
RF試験ではどのくらいの費用がかかりますか?
費用に関しては、試験内容によって変わるため一度お問い合わせください。
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