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当社社員が電気・電子技術の標準化活動で「IEC1906賞」を受賞

電気・電子技術の標準化活動における功績が評価され、当社の村田 貴昭さんが、IEC1906賞を受賞しました。10月20日(水)、東京・千代田区の都市センターホテルにて、経済産業省が主催する「産業標準化事業表彰式」が開催され、その中で「IEC1906賞」の表彰が執り行われました。受賞した村田さんの喜びの声を紹介します。

日本産業標準調査会 会長 遠藤さん(左)と当社の村田さん(右)

日本産業標準調査会 会長 遠藤 信博さん(左)と 村田 貴昭さん(右)

授賞式の様子

授賞式の様子

村田さん喜びの声

このたびの受賞にあたり、長年の活動に対しご理解・ご支援いただいております関係者の皆さまへあらためて感謝申し上げます。
「61188」シリーズ制定は、電気部品におけるフットプリント設計基準の制定を主な活動としており、自身も複数規格のサブリーダーおよび日本代表委員として長年参画してまいりました。
今回制定した「61188-8」はCADライブラリに登録する3D部品形状についてのガイドラインをまとめたものになります。

電気部品の3D形状情報を、設計に限らず、各種シミュレーション、実装機、検査機などで共通利用できる情報とするために必要な規格化の第一段階にあたります。今回の規格化は技術の最新、最先端というものではありませんが、これまでの地道な活動と共に評価いただけたことを大変光栄に思っています。

IEC1906賞とは

IEC: International Electrotechnical Commission / 国際電気標準会議
1906年創立。約80ヵ国が参加している電気および電子技術分野の規格の標準化を目的とする国際機関。

「IEC1906」賞は、IECが1906年に設立されたことにちなんで2006年(100周年)に設置されたもので、IECが行う電気・電子技術の標準化実務活動に大きく貢献した方々に与えられる賞。日本では、ISO/IEC等国際標準化に関する活動を経済産業省が推進していることから、IEC1906賞の国内表彰を産業標準化事業表彰と同時に行っています。
今年は全世界で220名が表彰され、日本からは36名が受賞しました。

村田さん受賞理由

In recognition for his contribution as Project Leader for IEC TR 61188-8:2021, Circuit boards, and circuit board assemblies -Design and use- Part8:3D shape data for CAD component library.
(2020年度、TC91電子実装技術における新しい規格「IEC/TR 61188-8」を制定した推進リーダーとして貢献)

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