2024年01月30日
全日本女子ホッケー選手権大会3位＆2023シーズン振り返り
12月22日（金）～24日（日）、2023シーズン最後の大会となる「全日本女子ホッケー選手権大会」が岡山県にて開催されました。
ソニーHC BRAVIA Ladiesは初戦、天理大学ベアーズに勝利するも、準決勝でコカ・コーラレッドスパークスにSO戦の末敗れ、大会を3位で終えました。
全日本選手権と2023シーズンを振り返り、今尾選手、田中 花歩選手からのコメントを紹介します。
選手のコメント
No.11 今尾 明穂 選手
ラスト１分の失点が招いた敗北。言葉にできないくやしさを痛感
全日本選手権準決勝のコカ・コーラ戦では、2-1で勝っていた状況で、試合終了の笛と同時に失点し追いつかれ、SO戦の末に勝利を逃しました。リードしているにもかかわらず、ラスト1分があれほど長く感じたのは初めてのことでした。最後の最後まで何が起こるのか分からない、どんでん返しが起こるということを「痛感」し、言葉にできないようなくやしさでした。
今シーズンを振り返ると、結果はくやしさが残るものばかりでした。思うような試合展開にならなくても勝てた国体。1点が遠かった日本リーグ。残り1秒まで勝っていた全日本選手権。試合の内容がよいから勝てる、悪いから負けるというわけではなく、そこに至るまでの準備、過程が重要だと改めて感じました。
どの大会においても、「私たちがめざすホッケー」をするために、多くの時間をかけミーティングや練習に取り組んできました。模索しながら自分自身やチームとしての理想に向かい、これまで積み上げてきたことが試合の中で活かされ、手ごたえを感じられた時に成長を感じました。しかしあと1歩、あと1秒が遠い1年でした。
そんなシーズンではありましたが、皆さんからの温かい言葉や応援には本当に力をいただきました。会社の方々の声援、ご理解ご協力のもと、1年間ホッケーに取り組めたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
くやしさをバネに、来シーズンに向け、必ずチームは強くなります！
No.15 田中 花歩 選手
結果を真摯に受け止め、2024シーズンに向けて前進を
2023シーズンの集大成となる全日本選手権大会で、勝利を目前にした試合だけにとても悔しい結果でした。しかし、この結果が自分たちの出せるベストだったと、真摯に受け止めて次に向けて前に進んでいきます。
2023シーズン、私は5月までオランダのチームにレンタル移籍していたため、4月から新体制となったBRAVIA Ladiesにシーズン途中から合流するという、大きな変化があったシーズンでもありました。
最初はメンバー全員が新しいチームに慣れることに精一杯でしたが、自分たちのスタイルを見つけ、目標に向かって最後までがんばり通せたと思います。満足のいく結果では到底ありませんでしたが、いつも応援してくださる社員の皆さんに心から感謝しています。
どんな状況でも、メンバー全員が同じ目標に向かって、自分と向き合い、チームのために全力を注ぐ一体感を持ち、強いBRAVIA Ladiesになるよう、がんばります。これからもBRAVIA Ladiesの応援をよろしくお願いします。
