2021年09月13日
ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」メンバー 東京2020オリンピック大会の感想

7月23日(金)から8月8日(日)にかけて開催された東京オリンピック。ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」は残念ながら決勝トーナメント進出ならず、最終結果11位(12チーム中)となりました。皆さんからたくさんのご支援ご声援をいただき、誠にありがとうございました。
9月から国内試合のシーズンがスタートしました。ソニーHC BRAVIA Ladiesは、「王座奪還」をスローガンに掲げ、優勝をめざします。引き続き応援をよろしくお願いします。
日本代表「さくらジャパン」メンバー 大会を終えた感想
#8 MF 真野 由佳梨 選手(ホッケー女子日本代表チーム 主将)

今回、たくさんの応援とサポートをしていただき、本当に大きな力となりました。さくらジャパンの目標としていた金メダルには遠く、予選敗退となりました。申し訳なさと悔しさでいっぱいというのが正直な気持ちです。しかし、どう振り返ってもこれが私の最大の力を出し切った結果であり、メンバー全員が日本を背負い、最後まで全力で戦い抜いたことを誇りに思います。
個人的には2度目の悔しいオリンピックとなってしまいましたが、高い壁だからこそオリンピックに立ち向かうことに価値があり、たくさんの人にホッケーの魅力を伝えたり、ホッケーを通して多くの人の心を動かすことができる場所なのだと改めて思いました。
本当にたくさんの応援ありがとうございました。
#9 FW 永井 友理 選手(ホッケー女子日本代表チーム 副主将、対中国戦で1ゴール)

東京オリンピックを振り返って、全試合を通して強豪国相手に接戦ができたことが良かった点です。このように戦うことができたことは、今後の日本ホッケー界の未来につなげることができたと思います。
また、今回は無観客試合となりましたが、皆さんの応援は私たち選手にしっかりと伝わっていました。そのおかげで、全力で最後まで走り切れたと思います。
全敗という結果で一度も良い報告ができなかったのが残念で、個人としても実力不足でチームの勝利に貢献ができなかったことを、本当に申し訳なく思ってます。
今後もぜひ一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします!!
#10 MF 永井 葉月 選手(対中国戦で1ゴール)

今回コロナ禍で無観客の開催となり、画面越しからでしたが、皆さんの熱く温かい応援が伝わり、最後の1秒まで仲間を信じ自分自身を信じて闘い抜くことができました。東京オリンピックでは、ランキングが高いチームに対して一点差のゲームができたことは私達の自信になりました。勝ちきれず、悔しい思いでいっぱいですが、今回、東京オリンピックの舞台に立てたことが本当に幸せで、とても楽しかったです。この舞台は自分たちにとっても一生の経験となり宝物となりました。
勝利をお届けすることはできませんでしたが、どんなことがあっても応援してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも応援よろしくお願いします。
#4 DF 星 希巳加 選手

東京オリンピックは予選敗退してしまい、悔いが残る試合となりました。あと一歩、その一歩がまだ少し遠いものであり不十分であったこと、1点の重みを改めて実感しました。
今回、応援してくださった皆さんへ、結果で恩返しすることができず申し訳ない気持ちです。次のオリンピックでは悔しい思いをしないよう、必ず結果を残して応援してくださる方に感動と勇気を与えられるように引き続きがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。
#15 FW 田中 花歩 選手(スタンドバイプレイヤー)

サポートメンバーとして、メンバーのためにできることに全力で取り組みました。出場させていただいたアルゼンチン戦は負けという結果でしたが、個人として初キャップ(国際試合出場)、初オリンピックという舞台で思いっきりプレーができ、すごく楽しんでホッケーができました。
今回のオリンピックでの経験を、次の大会に活かしていきたいと思います。
本当にたくさんの応援ありがとうございました。
フォトギャラリー

星 希巳加 選手

永井 葉月 選手

真野 由佳梨 選手

永井 友理 選手

田中 花歩 選手

PC(ペナルティコーナー)で体を張ってゴールを守る守備陣
写真提供:公益社団法人日本ホッケー協会