2020年09月25日
高円宮牌2020ホッケー日本リーグがリモートマッチでいよいよ開幕

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、フィールドホッケーの競技大会が中止や延期を余儀なくされる中、高円宮牌2020ホッケー日本リーグがリモートマッチ(無観客試合)で、9月26日(土)にいよいよ開幕します。 ソニーHC BRAVIA Ladiesの初戦は川崎重工ホッケースタジアムにて行われる対東海学院戦。永井 祐司監督と永井 友理キャプテンの意気込みを紹介します。

日本リーグに向けた意気込み
永井 祐司 監督

今年3月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、日本のスポーツ界の活動が大きく制限されただけではなく、社会全体が経済的にも大きな打撃を被る中、さらにスポーツへの悪影響は拡大しています。しかしながら、こうした状況においても、スポーツの持つ力や、スポーツが人々の希望となる、あるいは、アスリートが誰かの勇気になる、この純粋で大きな価値に改めて気づかされました。
我々も今まで当たり前のように活動を行っていたことが、当たり前でないことを再認識しました。日頃よりサポートいただいている職場や地域の皆さま、またすばらしい環境を与えていただいていることを改めて認識し、日々感謝をもって大好きなホッケーをさせていただけていることを痛感しました。
6月の緊急事態宣言解除後には、野球やサッカーなどのプロスポーツをはじめ、さまざまなスポーツ活動が再開されています。日本のホッケー界は、緊急事態宣言後、数々の大会が中止となりましたが、ようやく9月末の日本リーグを手始めに、11月の社会人大会、12月は全日本選手権等の全国大会開催が予定されています。
シーズンを迎えるにあたり、3月より自粛生活を余儀なくされる中、工夫を凝らした練習をベースに、7月以降ようやく本格的なホッケーの練習を再開し準備をしてきました。
東京オリンピック延期の影響はありますが、3つのタイトルを獲得することはもちろんのこと、今年のチーム目標である想像を超える試合内容にもこだわり戦い抜きたいと思います。応援をよろしくお願い申し上げます。
永井 友理 キャプテン

今年はコロナウイルスの影響で経験したことのない競技生活を過ごしました。
自粛生活の間は、チームメイトと会うこともできず、行く先不安なことしかありませんでしたが、私たちのチームはその中でもできることをできる限りするために、毎日オンラインツールを使ったトレーニングや、各自でランニングトレーニングを行いました。
その甲斐もあって、競技を再開したときはそこまでブランクなく、練習やチーム作りをすることができました。
また、この期間も会社からサポートをしていただき、私たちは本当に良い環境でトレーニングできているということを改めて感じました。
大会がリモート観戦となってしまい、皆さんに会場での姿をお見せできず、残念な気持ちはありますが、画面越しから応援していただいていることを想像しながらがんばりたいと思います!
そして今年も、最強のスタッフ、チームメイト、そして、応援団の皆さんとともに必ず勝利し、笑顔や感動を分かち合いたいと思います!
ぜひ、応援よろしくお願いいたします。


