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環境
在来種を育てて増やす~ソニーの森「どんぐり拾いイベント」&天使の森「植樹会」開催
2024年11月3日

幸田サイトが所属する愛知県西三河生態系ネットワーク協議会は、地域にビオトープを創出するため「天使の森プロジェクト」に参画し、さまざまな活動に取り組んでいます。
この一環で、ソニーの森で開催された「どんぐり拾いイベント」と、天使の森(愛知県岡崎市)で開催された「第10回 植樹会」について紹介します。

天使の森プロジェクトとは

美しく豊かな山を守ってきた山間集落は、過疎化と高齢化によって存続が危ぶまれ、森林の多くが荒廃の危機に直面しています。その解決のため、森林の再生、里山の暮らし、地域循環型の産業などを総合的に考え、事業者、行政、地域が連携して実現に貢献していくことを目的に始まったのが天使の森のプロジェクトです。
この取り組みの一つに、在来種であるどんぐりの苗木を育てて増やす活動があり、幸田サイトでは毎年秋にソニーの森でどんぐり拾いイベントを実施。採取したどんぐりを選別して幸田サイトで発芽させた後、イベント参加者や活動に賛同いただいた方のご家庭で約1年間育てていただき、翌年11月に苗木を「天使の森」に提供し植樹を行っています。

ソニーの森:どんぐり拾い&自然ふれあい体験イベント

9月28日(土)、グリーンフロント研究所(株)主催の「どんぐり拾い&自然ふれあい体験イベント」がソニーの森で開催され、協力団体(愛知県 自然環境課、コープあいち)の他、地域の方々など、大人から子どもまで約30名が参加しました。
当日は皆さんでどんぐり拾いや分別、ポットへの土入れなどを行った他、昆虫博士による生き物講座や苗木里親制度についての説明がありました。

天使の森:第10回 植樹会

11月3日(日)、天使の森でNPO法人アースワーカーエナジー主催の「第10回 植樹会」が開催され、地元の「やまびこの会」の皆さんとともに、今年も苗木の植樹を行いました 。
人工林を広葉樹の森に返していく取り組みとして始まったこの植樹会は、毎年11月に行われており今年で10年目。当日は総勢約80名で、ソニーの森から提供した110本の苗木をはじめ、全部で700本ほどのコナラ、アベマキ(どちらもどんぐりの成るブナ科の木)、山桜等を植えました。

  • 1年育てたどんぐりの苗木
  • 1本ずつ丁寧に作業を進めます
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